【経済】結構危険?「シニアカー」【小ネタ】

昨日、いつものスーパーに格安弁当を買いに行きました。

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帰ろうとすると、「シニアカー」が入り口付近の壁に激突事故を起こし、乗っていた老人が怪我してました(足から血を流してました)。店員さんが3人がかりで対応してました。「ガン!」という音がしてましたので、「結構危険だな」と感じました。

そこで「シニアカー」について、まとめてみました。

シニアカー、電動カート、セニアカーの違いは

シニアカー」(登録商標)とは主に高齢者が利用する、ハンドルで操作する電動車椅子のことです。シニアカーは「ハンドル型電動車椅子で、手元のスティックで操作する「ジョイスティック型電動車椅子」と同様の規定でつくられてます。「電動カート」は、遊園地にあるゴーカートなどレースができるものや、子どもが乗れる玩具で車の形をしているものなども含む名称です。つまり、シニアカー」は「電動カート」の一種です。似たような名前のセニアカー登録商標)は、自動車会社のスズキが製造・販売しているシニアカーを指します。

 

シニアカー」に運転免許は要らない

シニアカーは、道路交通法上では歩行者と同じ扱いをされています。そのため、歩行者として歩道を走行できます。歩行者扱いとなるシニアカーの操作に、運転免許は必要ありません。ハンドルで方向を決め、速さは速度ダイヤルで設定します。アクセルレバーを操作するだけで走らせることができるので、誰でも簡単に運転することができます。

速度は出るので安易な利用は危険です

しかしながら、成人の早歩き程度の速さが出るうえ、それなりに幅をとる乗り物ですので、基本的な交通規則を覚えておくことはもちろん、他の歩行者への気配りが必要です。シニアカーを含む電動車椅子のスピードは6 km/h までと定められています。それ以上のスピードが出てしまうものは、道路交通法上、自動車または原動機付自転車になってしまいます。(国土交通省:参考資料 「自転車等に関する法令等の規定」 法2条1項11号の3)

シニアカーのサイズを考えると、人ごみの中を移動する場合には少し速めだと思います。今回の事故のように、衝突事故によって負傷する可能性もあります。速度ダイヤルなどで速さを設定できるので、周囲の人に迷惑がかからず、自分が運転しやすい速度を心がけるべきだと思います。