【政治】立憲民主党の「不徳」は3つだけ?【特定野党】
今朝(2020/05/26)の産経新聞に、こんな記事がありました。
www.sankei.comこの記事を読むと「3つだけなのか?」という感じがします。少し分析してみます。
「3つの不徳」の内容
記事から、立憲民主党の「3つの不徳」を抜き出しました。具体的な内容は、元の記事を見てください。
- 「傲慢さ」「上から目線」
- 「手柄の横取り」
- 「責任は人に押し付ける」
確かに、そのような感じがします。しかし、これだけなんでしょうか?
他にもある「立憲民主党の不徳」
ほかにも「立憲民主党の不徳」はあります。
- 「言行不一致」
- 「発言に整合性が無い」「発言の矛盾」
「言論の不一致」とは
「言論の不一致」とは、言っていることと、同時にやっていることが、違うということです。「言論の不一致」については、元記事にも挙げられてます。
コロナ問題をめぐり、福山哲郎幹事長が政府諮問委員会の尾身茂会長に恫喝(どうかつ)まがいの言葉を浴びせた一件はネット上で大炎上した。
立民幹部は、一斉休校や布マスク配布に際しては「首相官邸が専門家の意見も聞かずに決めた」と批判していたはず。自分たちが専門家の誠実な答弁に耳を貸さず、怒声を浴びせる姿は傲慢で言行不一致だ。
「首相官邸が専門家の意見も聞かずに決めた」と「自分たちが専門家の誠実な答弁に耳を貸さず、怒声を浴びせる」は、言行不一致と言われても仕方ない。
「発言に整合性が無い」「発言の矛盾」
「発言に整合性が無い」「発言の矛盾」は、「言論の不一致」と似ていますが、ちょっと違います。「発言に整合性が無い」「発言の矛盾」は、ある時には「するな(だめだ)」と言っていたのに、少し経つと「しろ(やれ)」と言い出すことです。
その実例を、検察庁法改正案に関連した、黒川氏に対する内閣の対応についての発言でみてみます。
- 黒川氏の「賭けマージャン」が発覚する前(2020/02/04の記事)
立憲民主党の枝野幸男代表は二日のさいたま市内での講演で、黒川氏について「安倍政権の意に沿い、法務行政を牛耳ってきたと言われている」と指摘。講演後、記者団に「場合によっては首相を逮捕するかもしれない検察という機関に官邸が介入するのは、法治国家の破壊行為だ」と話し、官邸側をけん制した。
要約すると「検察人事に官邸(内閣)が介入するな」と言ってます。
- 黒川氏の「賭けマージャン」が発覚後(2020/05/21の記事)
安住氏は黒川氏について「更迭、免職に値する」と指摘。
「更迭、免職に値する」って、「検察人事に官邸(内閣)が介入しろ」ということですよね・・・
「発言に整合性が無い」「発言の矛盾」というのは、こういうことです。
立憲民主党の復活はあるのか?
こんな状況では、立憲民主党の復活はないと思います。事実、日本維新の会の支持率のほうが、立憲民主党より高くなってます(まあ、国政より、吉村大阪府知事の活躍の影響が大きいとは思いますが)。
最初の引用記事に戻ります。
立民にかかわる人すべてがそうだとは言わないが、「傲慢で、人の手柄を取り、責任は押し付ける」というスタイルでは、人の心は離れていく一方ではないだろうか。
まったく、その通りだと思います。「自民党が最良」とは思えませんが、野党がこんな状態では、自民党を選ぶしかないと考えます。